ウィルス性胃腸炎、丸3日目。
どうにか、昨晩あたりから「うどん」を口にするようになったりできるようになり、今日は食欲もまずまず回復してきた。
とはいっても、お粥とかうどんなどをおっかなびっくりしながら食べている。
ほとんど何も食べていなかったこともあって、2キロくらい体重が減った。
さらにビールも丸3日間断っているいることになり、ひょんなことでヘルシーになった気もしなくもない。
しかし、たかが胃腸炎とナメてはいけないと思ったな。
急に病人というか、いっきに弱ってしまった気がするもの。
とはいっても、待ったなしの仕事を幾つか抱えていたので、なんとなくフラフラしながらも机に向かってみる。
寝過ぎたせいなのか、もうやたらと肩がこるというか、首が痛くなってしまう。
ちょっと進めては、手を休める。
まったく捗らない。
困った。
外の天気はとても良さそうだったので気分転換を兼ねて、カメラを持って散歩に出掛けてみた。
たかが数日なのに、なんかフラフラする。
普段が「健康バカ」みたいなところがあるので、ちょっとつまずくと傷も深いのだろうか。
これから自分の老後を考えるときに気をつけたい点である。
さて久々のお天道様は気持ちよかった。
風もカラッとして。
色んな花も咲いていたし、色んな香りが漂っていた。
なんといっても強烈なのは、ジャスミンでしょう。
毎年、この時期に うんざりするほど漂っている香りである。
一通り歩いて、あるレンガづくりの花壇のへりにちょっとだけ腰掛けた。
しばらくボーっと往来を眺めていたのだけど、なにやら甘い香りが漂ってきた。
明らかにジャスミンとは異なる。
クンクンと鼻をきかせてその源をたどってみる。
すると、僕の座っていた花壇の低木からその甘い香りが漂ってくるのが分かった。
のぞきこんでみると、赤味がかった小さな花が咲いていた。
鼻を近づけるまでもなく、この花から香りが漂っていた。
何だ??
見たことないなぁ。
じーっと見てみるうちに、モクレンに近い何かであると分かってきた。
らせん状についた雌しべ、無数の雄しべ、6枚の花弁・・・
間違いない。
でも、今頃?この大きさ?落葉じゃなくて、常緑なの??
ちょっと腑に落ちない部分もないわけではなかったが、まず間違いない。
家に帰って調べてみると、それは
カラタネオガタマ Magnolia figo
であるとわかった。
やっぱりMagnoliaか。
ちょっとほくそ笑んだ。
でも、カラタネオガタマってのは知らなかったなぁ。
花の大きさはタイサンボクのように大きなMagnoliaもあれるので、多様なんだろうし、落葉じゃないの?ってあたりも、タイサンボクのように常緑のMagnoliaもあるしね、と合点がいった。
一説にはバナナのような甘い香りというらしいが、そんなカンジではなかったなぁ。
もっと、鋭い感じの甘い香り。
花が枯れてしまう前にもう一度嗅ぎに行ってみようっと。
3 件のコメント:
快復、何よりです。
私も半年前に同じ症状で3日ダウンしました。
つらいよねー。
梅干し入りおかゆを食べられた時には「なんて美味しいんだ・・・」と、しみじみ、食べられることをありがたく感じました。
季節が行ったり来たりで体調崩しがちです。
年齢も考慮に入れてご自愛のほど。
でも3日ビールを飲まないのがそんなに珍しいなんて(笑)
体調回復してきて良かったですね。
体が慣れていないからか、ここ数日の暑さは堪えます。
今日の植物、
我が家にも植わっているのですが、
オガタマでもポートワインっていう種類だと思います。
花の色も香りも、カラタネオガタマとは全然違いますよ〜。
じゅんぺいさん・iideraさん
コメント、そしてご心配いただき有難うございます。
やはり普段から過信せずに自分の身体をいたわることが大切ですね。
ビールはしばらく無理そう。
神が与えし休肝日ってところでしょうか。
オガタマ・ポートワイン。
確かに。
カラタネオガタマはもうちょっと白い花なんでしょうね。
勉強になりました。
またお気づきの点がありましたら教えてください。
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