今年4年目を迎える子供向け植物観察イベント
今年の一発目は先月末に代々木公園にて開催した。
リピーターの方も増えてきて、本当に嬉しい。
半年ぶりくらいに会う子供が、ちょっとの間にずいぶん大人びていたりしていてビックリさせられる。
そんな中、小学3年生の女の子がスゴイ物を持ってやってきた。
何だと思いますか?
それは「植物採集ボックス」とでも言えばいいだろうか。
大きなペットボトルを切って、ヒモを付けて手提げにしてあるだけのシンプルなものなんだけど、この発想が素晴らしい!!
何故といって、落葉やドングリなどを拾った場合、たいていはビニール袋に入れるでしょ。
でも、それだと歩いているうちにビニールの中の落葉などは粉々になってしまったりする。
ドングリは大丈夫だけど、カエデの実の場合であれば「翼」が粉々になってしまったりする。
でも、ペットボトルのようなシッカリした容器に入れておけば、粉々にはならない。
僕は普段タッパーを持っていってそこに拾ったものを入れるようにしている。
粉々にならないように。
この女の子は、恐らく「せっかく集めたものが粉々になるのはイヤだなぁ」と思ったんだろうね。
だから知恵を絞ってこんな素晴らしい採集ボックスを作ったのだろう。
粉々はイヤ、そのままの姿で・・・という発想が素晴らしいと思うのだ。
しかも3年生ですよ。
もちろんお母さんのご協力もあるに違いないが、それにしてもスゴイし、心から嬉しくなる出来事だった。
そこで、今日は自分で試しに作ってみた。
普段、ジュースの類を飲まないので大きなペットボトルを手に入れるのに困ったが、そうそう、この前の胃腸炎でお医者さんから「ポカリスエットとかアクエリアスなどのスポーツ飲料を飲んで脱水症状にならないようにしなさい」と言われて買ったペットボトルがあった。
それをジャキジャキとハサミで切る。
ペットボトルの縁、2箇所に切れ込みを入れる。
切れ込みに紐を通す。
紐を縫う、結ぶ、ホッチキスで止める、などする。
完成!
透明で分かりにくいので試しに玉ネギを入れてみた。
どうです?
なかなか立派でオシャレな植物収集ボックスでしょ。
お気づきでしょうか。
紐にはシャネルを使ってみました。
これで、ちょっと小粋なシャネル・バッグですよ。
お好みでエルメスだろうが、グッチだろうがなんだって出来てしまいます。
まぁシャレとして。
こんなのを片手に持って散歩に出掛けたら楽しいよね。
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