土曜日、雨の関越自動車道を赤城自然園に向かうバスの車窓から眺めていてフト思ったことがある。
関越自動車道の中央分離帯には植栽地があって、アイビーらしきものが植えられている。
アイビーの植えられているところから、およそ50センチくらい離れたところに白線があって車が通っている。
気付いたことというのは、このアイビーは全て白線から50センチ内側に収まっていて、誰一人(どのアイビーも)これに反するものはないのだ。
ただそれだけのことなんだけど、それを暫くボンヤリ眺めていてハタと思った。
やつらは、「これ以上伸びると自動車に轢かれて危険!これ以上は伸びないでおこう」
あるいは、「車が来ない方向に伸びよう」
という意思が働いて、白線よりも50センチ手前で収まっているのではないか。
つらつらと思い返すにアイビーの葉っぱや枝が道路にまではみ出て、タイヤに潰されているのを、この関越では見たことがない。
関越の交通量がどんなものかは知らないが、とにかく四六時中車が時速100キロくらいでブンブン通るわけだから、植物としてもそれなりに何かを感じても不思議でない気がする。
白線ギリギリまで伸びて、タイヤに轢かれて「物理的」にそこで収まっているなら何ら不思議はないが、白線の内側50センチで律儀に留まっているのを見ると、それは「生理的」な何かが作用しているのではないかと思わざるをえない。
もう一つ考えられるのは、高速道路の管理の問題で、定期的かつ頻繁にこのアイビーの剪定を施しているということ。
でも、お金も、手間も掛かることなのでそんなに頻繁にそんなことができるとも思わないんだけど。
これって、発見なんだろうか?
それとも、そんなことはとうの昔から知られていることなんだろうか?
よく分からないけど、律儀に白線の内側に収まっているアイビーたちを見て不思議に思ったゾ。
2 件のコメント:
剪定は春と秋に良くやっていますね..
田舎行くと道路の上の木の形がトラックの大きさにへっこんでいるのと同じなんですかね..w
ぴーさん
コメント有難うございます。
そうそう、木がトラックやバスの形になっているのもありますよね。
あれはどちらかというと「物理的」な所作といった気がしますが。
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