2009年11月4日水曜日

フヨウ Hibiscus multabilis
   
   
イヤイヤ、急に冷え込むようになりましたね。
お元気でしょうか?
さて昨日はかなりマニアックな花を御紹介してしまったので、今日は平凡な、でもそれでいて知ると不思議な花 フヨウです。
   
一昨日撮った写真なので、当然今の時期に咲いている。
   
学名は Hibiscus ということで、あの南国の象徴であるハイビスカスと同じ仲間だ。
花は朝咲いて夕方には萎んでしまう1日花である。
花びらは5枚・・・・
となると 五数性 を持っている花なのか?
見てみると、雄しべは沢山付いていてそれが果たして5の倍数ついているのかは不明だ。
   
    
雌しべは多くの雄しべに囲まれるように中心にあって、雄しべよりも長く、そしてグイッと反り返ってるのが特徴である。
そんな雌しべは間違いなく1本である。
   
しかしここで安心してはいけない。
   
顔を近づけてよ~く見てほしい。
   
反り返った雌しべの先端はナント 5つ に割れているではないか。
   
5の倍数がこんなところに息づいている。
  
今日の小さな2枚の写真は縮小率を下げてあるので、クリックして拡大してその不思議な様子をじっくり見て頂きたい。
  
それでは寒くなってきたので風邪などひかないようにお元気で。
  
  

2 件のコメント:

アル さんのコメント...

私の誕生日は昭和で言うと5と2のみで構成されてるので、指は5本、鼻の穴は2つ、年10回風邪をひき・・・ふざけるのはここら辺にして(^^;)

五数性という言葉は初めて聞きました。

ググってみましたが、いまいちピンとくる解説が見当たりません。

あるパーツが5つなら他のパーツも必ず5の倍数、4つなら4の倍数である・・・ということでしょうか。

花咲ジジイ さんのコメント...

アルさん

説明不足で失礼しました。
やや唐突だったですね。

三数性 四数性 五数性 とあるのでまた日を改めて花咲ブログで書きますね。