連休最終日、好天に恵まれましたがどこかへ出掛けましたか?
花咲ジジイは特に遠出もせず、仕事といえば仕事、そうでないといえばそうでない、なんとも曖昧な連休を過ごしておりました。
さて、皆様とともに考えてまいりました街路樹、一応今日で一旦お開きにしたいと思います。
言いたいことは 街路樹は我々の身近にある植物であり色んな意味で我々の役に立っている、 一方で街路樹を邪険にする人がいるのも事実で、それは然るべきものを植えることである程度問題は回避できるのではないだろうか ということである。
銀座のヤナギっていうくらいで、銀座~新橋界隈のヤナギはなんとも風情があるし、ご覧のように皇居のお堀端にもヤナギとイチョウが存在感を放っている。
悪くない。
悪くないんだけど、TPOというか、場所に合ったものを選ばないと悲劇が起きるわけだ。
まずあまり大きくなりすぎないことなど、外見的な適性もあるけど、それが都会という厳しい生育条件でも元気に育つかといったあたりも課題となる。
車の排気ガスや、コンクリートやアスファルトの照り返し、あるいは街灯やネオンのような光害もあるだろう。
街路樹も不眠症になるだろう。
この前、ある人が言っていたのは ドウダンツツジ。
ドウダンツツジは大体生垣や植え込みで見られるもので、たいてい四角にきれいに刈り込まれているが、自然樹形で育ったドウダンツツジというのはあまり見たことがない。
その人曰く ドウダンツツジはあまり大きくなりすぎず、生育スピードもゆっくりで、新緑や紅葉が楽しめるので街路樹として今後使っても良いのではないか ということだった。
どのくらい耐公害性があるのは分からないが、興味深いサジェスチョンではある。
ベスト10に挙げた中では ハナミズキとナナカマド以外は巨木になりうる。
プラタナスは木が大きくなるのもそうだけど、葉っぱ一枚がエラくデカイ。 上の写真がそうで、ハサミと比べていただきたい。
これがハラハラと散って落ちてきたらそれはちょっとうんざりするかもしれない。
木もハッピー、人間もハッピーないわゆるWIN-WINの良い関係を築けるといいのだけど。
実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2009年11月23日月曜日
街路樹を考える その4
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