2009年11月15日日曜日

ガーデンエキスポ 番外編
    

   
あれやこれやと書いてきたガーデンエキスポ
まだまだ沢山お知らせできそうなことはあるが、ちょっとこればっかりってのもどうかという気もして、一応今日が最後です。
   
新樹種 って聞いたことがありますか?
   
シンジュシュ・・・・ なんか真珠に関係のある何かのように聞こえるが、真珠とはなんら関係ない。
   
新しい樹木の種類 ってことになるが、それでは分かりにくいだろう。
きちんとした定義は正直なところ良く分からないが、どうも 日本の在来種ではなく外来種の樹木で最近日本国内で流通する量が増え、また植栽される機会が著しく増えてきた樹木 というような解釈をしてみた。
   
簡単に言ってしまえば、外国でよく見かける樹木を日本で積極的に使っちゃおう ってことになるだろうか。
   
実は花咲ジジイは幕張メッセの横で日本植木協会主催で行われた 新しい造園樹木研修会 というセミナーを聞くために幕張まで出掛けたのだった。
メイン講師は農大卒の山本紀久先生とおっしゃる方で、この業界ではとても著名な方である。
   
色々ためになるお話があったのだが、とくに印象的だったのが
不味い素材で美味しい料理を作るよりも美味しい素材を使って美味しい料理を作るほうがずっと簡単
絵の具は色んな色をたくさん持っていたほうが良い絵が描ける
といったお話で、要するに何を植栽するか引き出しを沢山持ってその場に一番あった選択ができるようにするのがプロである ということだろう。
    
さらに強調されていたのが 植物を同定する力が造園家としての信用につながる ということ。
確かに木や花の名前を知らない植木屋や造園家はちょっと心配になるかも。
    
花咲ブログでは植物の名前を出すときには極力学名を付すことにしている。
このあたりも是非お役立ていただきたい。
   
皆様はどうお感じになられるか分からないが、花咲ジジイ的に深イイ話でありました。
  
   

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