トピアリー Topiary
この前出掛けた、とあるショッピングセンターに動物たちが沢山いた。
ネコ、ペンギン、ラクダ、リス・・・・
といっても本物の動物ではない。
ミズゴケのようなものを動物のようなカタチしてあるもののまわりに
ハツユキカズラ Trachelospermum asiaticum が這わせてある。
まだこれを作り始めてから日が浅いらしく、ハツユキカズラはそれぞれの動物の半分程度しか覆っていない。
ネコはまだチョッキを着ているようなカンジである。
これを見たときに あっ、トピアリーもどき!! と思って ブログネタになるなぁ と嬉々として写真を撮った。
このときに僕の頭の中にはトピアリーとはツゲやイチイを刈り込んで動物などの形を作るものであると思っていた。 動物の形を作りやすくするために、金属のワイヤー状のフレームを使っているものもあるけど、このようにミズゴケを使ったようなものは 正統派トピアリーとは言い難いと思っていたのだ。それもハツユキカズラだなんて・・・
で、今日このブログを書くのにトピアリーとは何ぞや?というのを調べてみた。
すると、
トピアリーとは植物を人工的・立体的に形作る造形物
である、と定義してあった。
さらに、立体フレーム型トピアリーとして
動物やキャラクターの形をカゴ状に立体的に作り、これにツゲなどの樹木にかぶせて、はみ出した部分をフレームに沿ってカットするトピアリー
であると説明があった。
これがまさに僕が当初思っていたトピアリーである。
でもこのショッピングセンターで見かけたナンチャッテ・トピアリーは、特にナンチャッテではなく、これもひとつのトピアリーの形であると、この定義は教えてくれていることになる。
この定義をしているが、その名も 日本トピアリー協会 である。
色んな協会があるものだと感心させられてしまう。
日本トピアリー協会のHPをさらに読んでいたら上記のナンチャッテ・トピアリーはスタッフド・モストピアリーであると分かった。
もう12月目前。
トピアリーのネコ君はチョッキだけでは寒そうなので、早く全身をハツユキカズラが覆う日が来ることを願ってしまうなぁ。
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