アゲラタムをご存知か?
花壇などでよく使われる花で、背は低く(15~20cmくらい)で淡い青というか紫のような色をしている。
実は花咲ジジイが初めて作った花壇の外周にはこのアゲラタムをあしらった。
ある意味思い出の花である。
なので花を見れば 「ああ、アゲラタムね」 とすぐ分かりそうなものだ。
で、この前見かけたのが、今日の写真のこれである。
背が低くなくて50センチ以上あった。
更に色が青や紫っぽくなくてピンク色なのだ。
なんだ?これは?
フジバカマ(Eupatorium fortunei)か?
ツワブキ(Farfugium japonicum)か?
いや違う。なんだ?
疑問は膨らむばかりで、分からずに悶々としていた。
何日か経って、たまたま近くに花に詳しい方がいて聞いてみたら 「アゲラタムじゃない?」 とのお答えをいただいた。
アゲラタム? ちょっと特徴的に違う気がするけど・・・。
でも細部をよく見てみると、そうだアゲラタムだった。
自分の中のアゲラタムの概念をブチ破るものだった。
アゲラタムには僕の知っている背の低いタイプと、そうでない背の高いタイプがあって、どうもこれは後者のようなのだ。
そうかぁアゲラタムかぁ と何なのか分かってスッキリした。
でも 「何ですかねぇ?」 と聞くとパッと正解が分かるっていうのは本当にカッコ良い。
「花の名前を知っている人はカッコ良いなぁ」と思って、そうなりたいという気持ちがこの道を志す理由のひとつだった気がする。
植木屋の親方も木の名前とか本当によく知ってるし。
花咲ジジイもまだまだ道半ばである。
いや、半分も来てないないなぁ。
6 件のコメント:
何気なく植物と親しむ生活をしている人は、道端の草花の名前を良く知っていたり、花が咲く時期で季節を感じたりしてますよね。私も、そういう人ってかっこいいと思います。学者ではないところがまたいい。
初めて投稿します。
このブログを拝見していると以前から持ち続けていた植物に関する疑問が『なぁ~るほど、そうだったのか!』と解けることがあり、それが面白くて楽しいです。少し前になりますが金木犀の花の疑問が解けたときは嬉しくなりました。
小学生の頃、課外授業で教頭先生に野原に連れて行ってもらいました。とても楽しい先生で、色んな植物の名前を教えて下さいました。一人一人が草花を手にして先生の周りを取り囲み、これは?これは?との私達の質問責めにもすらすらと答えていた姿が、子供心に『かっこいいなー』と強烈に記憶に残り、私が植物に興味を持ち大好きになるきっかけになりました。
今日のブログを拝見してふとこの事を思い出し、懐かしい気持ちになりました。
匿名さん
暖かいコメント、有難うございます。
子供たちにとってのヒーローは、なにもウルトラマンに限らないということでしょうか。
子供たち、そして子供の気持ちを持ち続ける大人たちを花咲ジジイは応援していきます。
じゅんぺいさん
じゅんぺいさんもかなり色んなことをご存知でいつも勉強になります。付け焼刃的な知識ではなく、体験に基づいた知識は本当に説得力がありますよね。
匿名さん
暖かいコメント、有難うございます。
子供たちにとってのヒーローは、なにもウルトラマンに限らないということでしょうか。
子供たち、そして子供の気持ちを持ち続ける大人たちを花咲ジジイは応援していきます。
じゅんぺいさん
じゅんぺいさんもかなり色んなことをご存知でいつも勉強になります。付け焼刃的な知識ではなく、体験に基づいた知識は本当に説得力がありますよね。
舘林さんのブログ&コメントは心温まる言葉に溢れていると思います。一ファンとしてこれからも拝見させてください。
サンリリィーさん
・・・なんか照れるじゃぁないですか。
有難うございます。
期待を裏切らないようイイモノを書きたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
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