街路樹を考える その1
道を歩けば、何かしらの植物に出会う。
出会う確率が一番高いのは 街路樹 ではなかろうか。
そんなの当たり前だと言われそうだけど、ちょっと待ってほしい。
身近にある街路樹について我々はどれだけのことを知っているだろうか?
案外知らないことが多いのではないか。
でも知ると結構面白いこともあるのではないか。
数週間前の朝日新聞で街路樹について取り上げた記事があって、これがなかなか興味深かった。
この記事をもとに、身近だけど案外知らない街路樹について考えてみよう。
世間は連休だし、黄葉・紅葉を見るのにわざわざ遠くまで出掛けなくても街路樹でそのあたりがタンノーできる。
さてまずは 街路樹に使われる樹のベスト3 は何だろう?
1位 イチョウ
2位 サクラ
3位 ケヤキ
なんだそうだ。
しかし北海道では ナナカマド 沖縄ではフクギ といった具合に地域によって若干の差がある。
そりゃ気候が違えば植生も違うのは当たり前か。
でもこのベスト3は ~並木 というように当てはめてみれば景色が浮かばないだろうか?
例えば、
イチョウ並木・・・神宮絵画館前
サクラ並木・・・善福寺あたり
ケヤキ並木・・・表参道 もしくは 六本木ヒルズ横のケヤキ坂
私にとってはそんなんではなくて・・・ というマイ並木もあると思う。
写真はこの前出掛けた幕張メッセの横のイチョウ並木だ。
ここはもうあらかた葉っぱが落ちてしまっている。
でもこうやって見ると街のコンクリートジャングルにも結構緑があるもんだ。
2 件のコメント:
去年の今頃、地方の駅裏にタクシーで乗り付けたときに「イチョウがヘンに落葉してるなあ」と思ったら運転手さんいわく、住民からの「葉が落ちる前に枝を切ってくれ」と言われたとのこと。寒々しい気持ちになりました。運転手さんも植物好きらしく「見てみい、お客さん。かわいそうやろ、まだまだ見ごろというのに・・」のやりとりを思い出しました。
moonさん
コメント有難うございます。
そうなんですよね。人間のエゴというか、人間のご都合で植物たちが憂き目に会っているケースが多いという事実。
この辺について「街路樹について考える」で書こうと思っておりました。
ちょっと先回りされてしまいましたが、明日をお楽しみに。
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