そんなわけで街路樹のお話。
昨日街路樹のベスト3をご紹介したが、気になるその後の順位についてもサラリと触れておこう。
4位 ハナミズキ
5位 トウカエデ
6位 クスノキ
7位 モミジバフウ
8位 ナナカマド
9位 プラタナス
10位 国産カエデ類
といった具合。
意外なのが ユリノキ(= ハンテンボク = チューリップツリー = Liriodendron tulipifera)がベスト10に入っていないこと。
ほかにも ヤナギとかエンジュとかサ。
結構見かけるけどなぁ・・・。
今日、注目すべきは弟4位のハナミズキである。
街路樹の世界にも はやりすたり があって、ハナミズキは
① 白、赤、ピンクなど花が楽しめて、赤い実が楽しめて、さらに紅葉も楽しめる
② 木のサイズとして馬鹿デカくならない = 管理が楽
③ 樹形も美しい
ということで一時期人気が急上昇して、街路樹として引っ張りだことなった。
しかし、最近は都会の街路樹として対公害性、すなわち排気ガスや、アスファルトやコンクリートからの熱の照り返しといったストレスを受けて、生育が不ぞろいだったり、枯れてしまうなどの問題が出てきているのだという。
こういった街路樹への適正を考えると、今後ハナミズキを街路樹として使うケースは減っていくのではないかと思われる。
そもそも街路樹は、都市における緑地面積を増やす 騒音、大気汚染などの公害抑制・防止 鳥・昆虫などへの棲み処の提供 都市の景観を美しく保つ 日陰を作り出し気温上昇を軽減 などなどの目的がある。
それでも 植えてあれば何でも良い ってわけにもいかず、そこには色んな思惑が交錯する。
そのあたりを明日は書いてみよう。
今日の写真は街路樹@成城。
サクラ並木とイチョウ並木が有名だ。
高級な邸宅を見ながらそぞろ歩くのも悪くない。
告白しちゃうと、このもっともらしい写真は2006年11月末に撮ったものでタイムリーなものではない。
街路樹の写真・・・ と思って手元を見ていたら出てきたもので大きな気持ちでお許しいただきたい。
4 件のコメント:
じいさん、、知り合いに、あなたは、自分をもってないから、男の人になめられるのよ!とコメントをいただきへこんでます。(当たってる)
ごめんなさい、じいさんのブログ読んでいたら、自分の好きなことをしっかり見つけてたくましく生きてるんで、ついお悩み相談してしまいました。私もじいさんみたいに、好きなことを追求してたくましく生きよう。
かぼちゃさん
はじめまして。
深いコメントですね。
花咲ジジイは、たしかに「これだ!」と思えるものが現れて、その点では幸せ者だと思っています。
でも出会うまでに33年を要しました。
さらに出会ってからも「迷い」がないわけではないのです。
というのは、事あるごとに自分の未熟さを思い知り、自分では頑張っているつもりでもそれが形にならなかったり、まぁそれは色々あります。
でもエラそうにひとつ言わせていただければ 「思い込む」ことだと思います。
自分は間違いなくこれが好きだ、これがまさに自分が求めていた仕事だ、 自分はデキる・・・など、とにかく思い込みって結構大切なのではないかと思います。
他人から「勘違い」と思われても気にしないくらいの図太さでちょうど良いくらいだと思います。
・・・と自分に言い聞かせております。
気になるのは「男の人になめられる」って部分で、それが恋愛系の問題だと僕にはさっぱり「?」です。
以上、花咲人生相談でした。
私も邁進できる道を早く見つけたいと色々あがいてますが何とも難しい・・・。
花咲さんがどういう経緯で今の生き方になられたのか機会があったら伺いたいです。
イチョウと言えば毎年この季節になると、父が拾ってきた銀杏を食べるのが我が家の習慣。
下処理した銀杏を封筒に入れてしっかり口を閉じ、レンジでボンボン加熱するだけなので、ぜひお試しあれ。
硬い殻の中の実は、匂いからは想像つかないほど美しい翡翠色。癖になるホロ苦さで、いくらでも食べられますよ。
じいさん、ありがとうございます。
思い込みなど、なるほど私には欠如しています。じいさんも、やっぱりじいさんなりに迷いもあると教えてくださって、ああ、みんなそうなんだなあと心強い気がいたします。
私もようやっと、進んでいこうと思う道を見つけつつあります。時に大きく迷い、時に自信を持ち、日々進んでいます。
自立までまだまだかもしれません。
でも、興味のあることを追求していくことが、形になると信じていこうと思っています。
じいさんの文面からきっとまっすぐなお方だと思っていましたが、本当に心のきれいな方で素敵なお返事ありがとうございました。
日本の緑を愛でることによって、きっと日本人の心も癒していくことがじいさんのしてっらっしゃることかもしれないと、、思いました。
じいさん、ありがとうございます。
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