代々木公園には大きなヒマラヤスギが何本もある。
木の下を歩くと、地面になにやら芋虫のようなものがたくさん落ちているのに気付く。
これはヒマラヤスギの雄花。
花粉を出し切って、用を済ませると地面に落ちてくる。
ヒマラヤスギは風媒花。
とういうことはひとつの雄花からおびただしい数の花粉が出る。
その雄花がこれだけのおびただしい数あるわけだから、ヒマラヤスギから生産される花粉の数たるやいかばかりか。
黄色い粉のような花粉はフワーっというよりもワサーッという感じで大量に飛散する。
ヒマラヤスギの近くのアスファルトなんて花粉で黄色く染まるくらいなんだから。
代々木公園のアスファルトはそこまでではなかったけど、近くに落ちていた葉っぱなぞは花粉によって黄色く変色していたくらい。
これが人間の鼻腔に入り込んでくるとすれば、そりゃクシャミのひとつも出るってもんです。
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