今日は仕事を終えて、とあるお蕎麦屋さんに行きました。
蕎麦のまえにあれこれとつまむ訳ですが、「本日のお刺身」なぞを。
運ばれてきたお刺身には主張のある脇役たちが。
その中で、例えば「穂ジソ」。
これにまったく箸をつけない人もいますが、僕はこの独特の食感が刺身に加わるのが好きなので、必ず穂をしごいて美味しくいただくことにしていいます。
美味しい!という単純な思いの一方であるのが、もちろん植物への思い。
穂ジソというくらいで、もちろんシソ科の植物であります。
シソ科といえば、「茎の断面が四角」「葉や芽が対生」「毛がはえている」「香りがする」といった特徴があるので、それらを心のなかで黙って確認しつつ一人悦に入るわけです。
何故一人で悦に入るかといえば、そんなことをいちいち同席した人に説明すると、「うわっ、面倒臭い人!!」と煙たがられてしまうから。
逆の立場だったら、かなり煙たがるもの。
なので一人胸の中で愉しんでいるわけです。
今日はこの穂ジソを見たときに、「ブログで書ける!」とカメラを構えて写真を撮ったわけですが、同席した人にしてみれば「??」な訳です。
ヘンな人と思われないように、実はシソ科の特徴としてですね・・・なーんて説明をせざるをえなくなってしまったりして、「面倒くさい人イッチョ上がり」になってしまっているという、不本意な状況。
植物のことは気にせず、大いに料理と酒を楽しめるゆとりが欲しいものですが、もはやこれは「性」なんだよねぇ。
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