今日もナイスな天気でありました。
朝晩の寒さはピリッとした緊張感が生まれるし、日中の湿度の低さは洗濯物がよく乾く。
良い季節であります。
さて実りの秋ということで、巷ではいろんな実がなっている。
目立つ赤い実は折りあるごとにご紹介してきたけど、今日のは赤くない実。
写真をご覧頂くと、樹冠がなんとなく黄色っぽくなっているのに気付くだろうか。
これはトネリコの実がなっている様子であります。
赤い実は目立つことで鳥たちに啄ばんでもらって、タネを遠くへ運ぶわけだが、このトネリコはどうか?
黄色っぽい実は大して目立たない。
実のなっている枝をたぐりよせて見てみると、小さな実がたわわになっている。
さらにこれを一粒ごとに見てみると、カエデの実のように翼(よく)が付いているのが分かる。
そう、これは鳥たちにタネを運んでもらうのではなくて、風によって運んでもらおうとしているわけだ。
もちょっと実が熟して、乾燥して、軽くなったころ、風にのってハラハラっと飛んでいくのだと思われる。
現状は風にのって飛んでいくにはまだみずみずし過ぎる気がする。
いろんな実が身近にあるものであります。
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