開花宣言はサクラだけではないぞ。
今日は、誰でも知っているポピュラーな木だけど、その花を知らない人が多いのでは?というカエデのご紹介。
カエデといえば、紅葉が美しく、その葉の形を知らない人はいないと思われる。
葉っぱを見れば、「ああ、カエデね」と。
ところが、そんなカエデにどんな花が咲くのか知っている人がどれだけいるだろうか?
実はカエデは現在新芽を吹きはじめたところ。
まだ赤ちゃんのような小さくて柔らかい葉がチョロチョロと出てきている。
しかし、目を凝らして見てみると、その小さな葉に混じって何やら赤く小さなポッチを見つけることができるだろう。
これがカエデのツボミであります。
これがもうちょっとすると開花するというわけだ。
僕の手の大きさと比べればその小ささ、地味さが知れるでしょ。
サクラばかりに目を奪われるのはいかにも不公平。
そんな植物界の不公平を是正すべく声を大にして一言申し上げたい。
カエデの花も見てね!!
2 件のコメント:
毎日、ブログ楽しみに拝見しています。ある新聞で、路傍三百の草木の紹介の記事で、コガクウツギ、、の木について,本種の科名はユキノシタ科だったがアジサイ科に。DNAの研究が進み植物も新しい科名へと枠組みを変更している、、、良くあることなんでしょうか?
匿名さん。コメントに気付くのが遅くなり申し訳ありません。おっしゃるような分類上の変更はままあることです。ご指摘のアジサイ(アジサイ科)も、ちょっと前まではたしかミズキ科としていた時期があったと記憶しています。近縁種というか、生き物ゆえ近しい仲間というのがあって、どこで線をひいて、どっちに組み入れるか専門家の間ではまさに喧々諤々なんだと思います。
これからもよろしくお願いいたします!
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