2014年3月14日金曜日

壁好き


壁の割れ目に植物が・・・。

こういう光景は良く見かけるでしょ。

あるある・・・とそのまま通り過ぎずにジックリ見てみると面白い。

何がはえているのかな、と。

近づいて見てみると小さな花も咲いている。




これはツタバウンラン Cymbalaria muralis というゴマノハグサ科の植物であります。

ツタバというようにツタの葉のような形をしているし、ウンランというように蘭と同様に左右相称の花が咲いているけど、ツタでもランでもないという辺りが面白い。

さらに興味深いのは、何でまたこんなところに育っているのか、ということ。

地面に根を張ったほうが楽なのではないか?

タネをアリ等が石垣の割れ目などに運ぶのだろうか?

石垣の割れ目の僅かなスペースに根を下ろし、そこからニョロニョロと伸びていく。

因みに学名(種小名) muralis は「壁に生える」という意味があるのだそうで、そもそもそういう習性を持っているんだろうなぁ。

0 件のコメント: