昨日のニュースで一番気になったのがコレだった。
広島県三原市の文化センターで樹齢およそ50年、樹高15メートルのポプラが突然倒れて、たまたま近くを歩いていた女性2人を直撃したというもの。
ふたりともかなりの重態とのことで、心からお見舞いを申し上げたい。
気になるのは、やはりどうしてこのポプラが倒れたのかということ。
昨晩のニュースでは、数日前にこの地域でかなり大きな地震があったので、その関係を疑うコメントがあったけど、僕はそれに関しては懐疑的である。
ビルも倒壊するほどの地震ならまだしも、ちょっと大きいという程度の地震で木は倒れないと思う。
ニュースを聞いてまず思ったのは、何かしらの「菌」に蝕まれていて木の内部がスカスカだったのではないかということ。
しかし、今日のニュース画像を見ていたらば、倒れたポプラを伐採した切り口を見る限りでは健康そのものだった。
あと考えられるのは根に何かしら問題があったのではないかいうこと。
何かしらの理由で、ちゃんと根を張れない状況であったなら、15メートルのカラダを支えられなくなって倒れてしまうこともあるだろう。
現物を見ることができないので何ともいえない。
樹木医など専門家が原因を究明中とのことで結果を待ちたい。
まぁポプラはヤナギ科の樹木で、生長が早い。
生長が早いということは、樹木としての剛性は比較的低いといえると思う。
ニュース映像で見たポプラは15メートルもあり、幹周もどっしりとした堂々たるものだったけど、あれで僅か樹齢50年程度でしょ。
生長が遅くて、硬い木であれば、50年はまだまだヒヨッコのレベルだろう。
いずれにしても原因の究明が待たれるが、どこにどんな木を植えるべきか、はたまたどこにどんな木を植えてはいけないか、そんな配慮ある植栽計画を真剣に考えるきっかけになる事件である気がする。
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