2014年3月18日火曜日

アクロス福岡


福岡へ行ったなら・・・

もつ鍋やラーメンを食べたいというのは正直二の次だった。

内心ナンバーワンにあったのが、「アクロス福岡に行きたい」というものだった。

ご存知の方も多いと思うけど、ここの屋上庭園(?)がスゴイのだ。

これまで各種講演や、雑誌、書籍などで写真を見たり話を聞いたことはあった。

この規模での屋上庭園、都市緑化の魁として、是非一度この目で見てみたいと思っていたのだ。

そして今回ようやく念願叶った。

階段をトントンと登っていって、ビルの南斜面にある庭園を回遊できるようになっている。

しかし、思った以上に規模が大きくて、実際に庭園を歩いていると地上の普通の庭園を歩いているのと変わらない。



言い方を換えるなら、屋上庭園としての有り難味があまりないくらいに自然の庭園に近い雰囲気がある。

決して悪い意味合いではなくて。

1995年竣工というから、19年ほど経ったのかな。

園内の案内板によれば
*最上階展望台高さ:60m
*階段総数:809段
*植栽数:37,000本
*樹種:76種

堂々たる庭園であります。

さらには滝が流れていたりもする。

さらに別の案内板によると、確かに植栽したのは76種37,000本だったが、現在では120種40,000本が確認されているらしい。

倍増とはいわないけど、かなり増えている。

どうやって増えたのか?

それはイカル、シジュウカラ、ムクドリ、ホオジロなどの鳥たちがタネを運んできたらしいのだ。

自然に樹種が増えて豊かな森が形成されている。

当初は人の手の加わった人工的な森だったかもしれないが、少しづつ人の手を離れて自然と一体化し始めているのだろう。

いやー、スゴイ。

さらには、これだけの重量を支える構造、水などが漏ってこないような構造、まさに近代都市緑化の英知がここにあるのだと思う。

何事も百聞は一見如かず。

良いものを見てきました。


全景を見たくてウロウロしたけど良い場所は見つからなかった

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