ちょっと前の話題で恐縮ですが。
先月、ウメが咲き始めた頃。
散歩をしていて、ウメの木に短冊のようなものが掛かっていて、そこに何かが書いてあった。
覗き込んでみると
『忘れずにことしも咲いてくれました ありがとう』
『手を合わせたくなるような梅のはな』
自分の家の梅の花が咲いたことに、ささやかな感謝の言葉が綴ってあったのだ。
実はこの御宅、毎年こうやって梅の花が咲くと短冊に感謝の言葉を短冊に書いてつるしていることを僕は知っている。
あまり日当たりも良くないし、ビルの谷間のような殺風景な場所でひっそりと健気に咲く自分の梅に愛おしさを感じるのだろうか。
良く言われることだけど、心で感謝してもそれを言葉に出さないと伝わらないなんて聞くけど、これはまさに梅の木に伝えようということで書いているんだと思う。
世知辛い世の中、最近は殺伐としたニュースが多いけど、こういう気持ちが広がれば世の中もっと良くなるんじゃないだろうか。
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