東京もいよいよサクラ開花宣言なんだそうで。
東京のサクラ開花の根拠となっているのが、靖国神社の標本木というやつ。
ここ数年は開花宣言をカメラに収めてニュースに流そうというのか、報道関係者、そしてそれを見物する人たちでモノモノしい雰囲気になっている。
今日なぞは気象庁の人が12時前では「まだですね」なんて言って、その2時間半後に「5輪以上咲いたので開花を宣言します」という様子がテレビで繰り返し流れていた。
テレビが流すから注目して人が集まるのか、人が集まり注目するからテレビで流すのか、よく分からないけど、ちょっといき過ぎのような感じがしないでもない。
まぁいずれにしても開花が宣言され、今週末などはお花見狂奏曲なんだろうな。
さて、テレビのニュースを見ていたら、天皇皇后の伊勢神宮御参拝のため東京を出発したといっていた。
そうそう、偶然ながら僕も数日前にお伊勢参りしてきたけど式年遷宮も終えて今伊勢神宮が熱い。
サクラ開花にこだわるのも日本人気質だと思うけど、伊勢神宮で黙々と落ち葉を独特の箒で掃いていた様子にも日本人らしさを感じた。
サッサッ・・・・
砂利の上の落ち葉だけを静かに、そして完璧に取り払うために手作り(あつらえ)の箒で掃いていた。
この「チリひとつない」精神こそ日本庭園にも通づる日本の誇る美意識なんだと思う。
お花見の後はこの美意識を発揮してゴミは持ち帰っていただきたいものであります。
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