2014年3月11日火曜日

切れ味スルドク


ケヤキの剪定。

切り口がささくれた荒っぽい仕事を紹介したのは3月5日でありました。

あれはホントにひどい仕事だった。

その対極にある仕事を見かけましたよ。

これもやっぱりケヤキ。

そもそもケヤキ本来の樹形を考えれば、こういうふうに剪定することはいささか問題があると思うのだけど、都会の限られたスペースを考えればいたしかたないのだろう。

それにしてもこの剪定された枝の切り口を見て欲しい。



スパッとキレイに切られているのがわかるでしょ。

これぞプロの仕事という感じがする。

チェーンソーを使うと、目が粗いので切り口がある程度乱れるのはよくあること。

これは恐らく良く切れる手ノコでやったと想像される。

まさに熱くしたナイフでバターを切るような滑らかさが伝わってくる。



良い仕事してますねぇ。

できれば作業中の様子を見てみたかったなぁ。

たかが剪定といっても腕の良い植木屋さんとそうでない植木屋さんに差があることが分かっていただけたのではないかと思う。

なんの世界にでもいえることだけど、腕の立つ人、そうでない人というのが存在する。

仕事を頼むときには、それを嗅ぎ分ける嗅覚を備えておきたいものであります。

2 件のコメント:

みさき さんのコメント...

腕のいい植木職人ですね。何処の世界もどんどん酷くなりプロがいなくなりつつあるのでしょうか?今日テレビにてクルム伊達さんのご両親が6500万円かけて建てた家それは素人の大工さんが建てた家のようでした。消費者も賢くならないといけない、世の中になりましたね。

花咲ジジイ さんのコメント...

その番組、冒頭だけチョロっと観ました。「プロはプロの仕事をして欲しいですね」という言葉が印象的でした。