昨日ご紹介したのが松の腹巻(こも巻)で、今日ご紹介するのが 松のスカートだ。
これは何か?
こも巻同様、冬場にかぎって松のまわりで見かける。
別に電飾はついていないので、クリスマスツリーってわけでもない。
これは 雪吊り という。
そもそもは雪深い地方で、枝に積もった雪の重さで松の枝が折れてしまわないようにという意味がある。
これがあることで、枝には雪が積もらないという寸法だ。
金沢の兼六園の雪吊りが有名だ。
この写真は都内で撮ったもので、果たして冬の東京に何回雪が降るだろうか?
降ったとして、松の枝が折れてしまうほどの積雪は考えにくい。
これは日本庭園の中で冬の景観の演出として施されていると思ったほうが当たっていると思う。
大きな支柱を立てて、そこから縄を垂らして作り上げる。
最近ではこういった伝統の作業が出来る職人が減っているのだという。
エラそうなこと言ってるけど、僕もこんなことはやったことがない。
雪吊りを学ぼう! というとても親切なホームページを見つけた。
へぇー と勉強になっちゃうのでよろしければ。
3 件のコメント:
松のスカート、かわいいですよね。クリスマス時期に見た時は電飾のないツリーのようだなと思いました。
都内に雪が降らないことを祈ります。。→雪、大嫌い。。
雪、もう今シーズンは東京は降らないですかねぇ。
雪が降ると植木屋仕事は出来なくなります。
のんきなコメントを書いたら、今朝のニュースでロンドンは18年振りの大雪だとか。
トウキョウも油断できないかも、デス。
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