2009年2月22日日曜日

ヒイラギナンテン Mahonia japonica
   
    
今黄色い花が咲いているのが、このヒイラギナンテン
    
ナンテンヒイラギ か ヒイラギナンテン か、ちょっと混乱してしまうが、ヒイラギナンテンである。
名前の由来は説明するまでもないが、ヒイラギのような尖った葉っぱを持っていて、ナンテンのような実がなるからだ。
   
ヒイラギはモクセイ科であるが、ナンテンはメギ科
そしてこのヒイラギナンテンはメギ科に属する。
    
メギ科の特徴のひとつに、枝を切ると断面が黄色い というものがある。
これが何でなのかはちょっと分からないけど、庭の手入れをしていてナンテンやヒイラギナンテンを剪定するときに、切った枝をマジマジと見ると、とにかく黄色いのだ。ホント。
    
メギそのものも切断面は黄色い。(オレンジっぽいときもある)
    
   
小さい花が房のように垂れ下がって咲く。
    
花びらのように見えるが、これはガクである。
   
またか、と言わないでいただきたい。
本当に植物は注意してみないと我々は簡単に騙されてしまう。
   
花の中心部に筒のようになっているのが花びら だ。
   
一番良いのは、花をひとつ手にとって、ゆっくりと一つ一つのパーツを分解することだ。
昨年2月5日 「ミクロへGO」 で書いたように、小さくても高倍率のルーペを持っていると、さらに理解が深まる。
   
可哀想なのではない。 
あくまでも学術的な目的によってするもので、これによってヒイラギナンテンの理解者がひとりでも増えれば彼らはシアワセなハズである。
  
  

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