日英花壇対決 ~ ロンドン vs 蒲田
この前蒲田駅に用事があって行ったときに、花壇に目が留まった。
まだ朝の通勤時間帯で皆足早に通り過ぎて行く。
詳しくそれぞれの花が何だったか正確には覚えていないのだけど、真ん中に何やらコニファーがあって、その周りに青のサルビア、赤のサルビア、そして外側にパンジー・・・といったカンジではなかったかと思う。
ジッと見てみると、真ん中に背の高いもの、外側に向かって背が徐々に低くなっていったり、色もバラエティに富んでいて、なかなか配慮の行き届いた植栽である。
これが蒲田駅前にあるのであるが、そんなことはお構いナシに皆駅に向かってスタスタと行く。
ノンビリこんなところでカメラを構えているのは花咲ジジイくらいのものである。
カメラを構えながら「ンー、これはどこかで見た植栽に似ていなくもないなぁ・・・」と思い当たる場所があった。
それが、これ。
場所はロンドン、バッキンガム宮殿の前の花壇である。
赤と紫がメインの色の花で、周りを背の低いオリヅルランのような、斑入りの草のようなもので囲ってある。
どうでしょう?
似てませんか?
何が違うかというと周りが緑の芝で囲まれている点であろうか。
ヨーロッパが何故かステキに見えてしまうのは、一年を通して青々とした芝に理由があるのではないか、という気がするのである。
絵画に例えるなら、常に立派な額縁に絵を飾ってあるということだろうか。
蒲田駅前の花壇も良いセンだと思うのだけど、生憎額縁がイマイチなのかもしれない。
逆に言うなら、立派な額縁に入れるとショボい絵もステキに見えるのではないかということ。
そんなことを蒲田の朝の雑踏にもまれながら考えた。
2 件のコメント:
たしかに周囲の景色が違いすぎますね。それでどうにも可哀そうな印象になるのかな。
コンクリートジャングルのド真中ですから。
ビルが多いから空も狭いし、花壇以外に緑がない。うーん、トウキョウ、がんばれ!
うちもがんばらねば。
打倒東京(獏
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