杉玉
古くからやっている酒屋さんの店先や、造り酒屋の軒先にちょうちんのように丸い物体がぶら下がっているのを見たことがないだろうか?
僕はこれが何なのかまったく知らなかった。
蜂の巣? ちょうちん? 分からん・・・。
で、最近知ったのだけど、これは杉玉といって
酒造期に入って一番最初のお酒が搾られたときに、「今年の分が搾られました」と知らしめるためにぶら下げるものらしい。
ぶら下げたときは杉の緑色をしているのだが、だんだん枯れていって茶色になっていく。
これはこれで、酒が熟していっていますよ、と知らせる役目があるのだという。
なんとも粋ではないか。
恥ずかしながら花咲ジジイはビール党で、日本酒は飲めない。
飲めないことはないが、美味しいと思えないのだ。
寒くなったなぁ。おう、オヤジいつもの燗で。
なんていって魚ををつまんだりそばを食ったりする高倉健的世界には憧れるが、僕には遠い夢である。
日本酒は寒仕込み といってこれからが本番だろう。
大人の世界に憧れつつ、相変わらずビールを愛す毎日である。
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