かねがね御紹介したいとあたためてきたのだけど、満を持しての登場である。
ムラサキシキブ。
まずその名前がふるっている。
見ての通り、ムラサキ色の実からその名前がついたのだろう。
上の写真はまだ9月前半に撮ったもの。
そして下が昨日。
ムラサキ色が本当に濃くなって、熟してマス! というのが分かる。
赤、オレンジ、黄色などの実がなるのは理解できるのだけど、こういった一見アーティフィシャルな雰囲気の色を持った植物も珍しい。
これと似た色の実をつけるものに同じクマツヅラ科のコムラサキ(Callicarpa dichotoma )というのがある。
今度見かけたらば御紹介しよう。
このコムラサキで白い実をつける園芸品種があって、「シロシキブ」と呼ぶらしい。
ナメてんのか?と思わず噛みつきたくなってしまうネーミングのユルさである。
ムラサキシキブにあやかって今日はムラサキ色でいってみた。
3 件のコメント:
こんにちは。ご無沙汰しています。ひぐらしです。
さて、質問です!
http://blogs.yahoo.co.jp/elever_w_s
hiroi/44326046.html
これは私のオフィシャルブログなのですが、この3枚目の写真もムラサキシキブ?
それとも別のもの?
この写真を撮ったのは9月末なんですが。
ひぐらし様
写真ではなんとも言いにくいのですが、これは恐らく「コムラサキ」だと思います。
根拠は
①紫色の実がなっている柄は葉のつけ根の少し上から出ているように見えるから。
ムラサキシキブは葉のつけ根から柄を出して実をつける。
②写真では比較しようがないですが、「コムラサキ」の方が実がやや小型
そうやって見てみると、今日の花咲ブログで御紹介した写真の一枚目はコムラサキのような気がしてきました。
<花咲ジジイ>
わざわざブログみてくださってありがとうございます。
ムラサキシキブだったらいいのにな、って思っていたので残念でしたが、わ!きれい、と思って写真を撮っただけだったので正体がわかってよかったです。
今年は紫式部が「源氏物語」を執筆してから1000年の記念の年だそうです。こっちのムラサキシキブも注目されるかも!?ですね。
ひぐらし
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