2013年11月8日金曜日

秋のヒマワリ


立冬も過ぎ、来週あたりには東京でも木枯らしが吹くといっていた。

そう、季節は秋から冬へむかって着々とすすんでいる。

しかしながら今日も日中は20度程度あったようで暖かい。

冷え込みと暖かさが混在することに植物たちも戸惑っているようにみえる。

夏の植物、秋の植物、冬の植物も混在している。

この前、街路樹の植え込みに一本背の高いヒマワリがポツンと立っていた。

2メートル以上あるしっかりとしたヒマワリ。

葉っぱは何かの虫に食害されたのか穴だらけ。

そして頭をちょこんと垂れていた。

それを覗き込んだらば、無数のタネがビッシリと整列していた。



花の直径が30センチ以上はある大物だったので、ここになっているタネの数はいったいどのくらいだろうか?

普通のタンポポでも200くらいといわれているので、この様子だと500粒くらいは付いていそうだ。

しかしこうやって見るとキク科の花は頭状花序といって小さな花が寄せ集まっているのだけど、その様子がよく分かる。

まだ小さな「花びら」が付いているものもたくさんある。

そして「子房」が膨らんで白と黒の縞模様の実になっていることも分かる。


そういえば昔はヒマワリのタネをよく食べたなぁ。

歯でカリッと割れ目をいれて皮をむいて食べる。

今は売っているのも見かけないし。

いったいヒマワリのタネを食べる習慣はどこへいってしまったのだろう・・・。

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