今日も暑かった。
毎日同じ書き出しのような気がする。
でも本当に暑い。
湿度も高いし、日差しも8月よりも強い気がする。
明日は雨らしいので、これで気温がどのくらい下がるか。
秋が待ち遠しい。
さて、今朝新聞を読んでいたらば、板橋区役所の緑のカーテンが高さ26メートルにまで育ち、その効果としてカーテンの裏側では気温が12度も下がった、というような記事が載っていた。
高さ26メートル??
スゴイじゃない。
いったい何を育てれば26メートルにもなるんだろうか。
記事によればヘチマやゴーヤなんだそうだ。
26メートルって簡単にいうけど、植物の生理としてはかなり限界に近い高さではないかと想像する。
というのは植物は根から水を吸い上げて、葉の先まで行き渡らせなければならないでしょ。
茎の細いヘチマやゴーヤがそんなに育つものだろうか?
考えてもいただきたい。
地上26メートルから一本のストローを使ってアイスコーヒーを吸い上げることがアナタにはできますか?
出来たとしてもかなりツライのではないだろうか。
ほっぺたなんか痛くなるよ、きっと。
それを26メートルに育ったゴーヤやヘチマがやっているということでしょ。
アメリカのジャイアントセコイアが巨木として有名だけど、彼らにだって限界がある。
一般に110メートル程度が限界であるといわれている。
ジャイアントセコイアは木(木本)だから100メートルを超えるが、ゴーヤやヘチマは草本だから26メートルってのはかなり立派だといえる。
ジャックと豆の木はしょせんおとぎ話なんだという現実論。
さらに気温が12度も違ったというあたりもスゴイ。
新聞によれば緑のカーテン表面気温が41.5度だったときに裏側では29.5度だったらしいのだ。
さらに「区はエアコン使用の削減で7~9月の3ヶ月間で9839キログラムの二酸化炭素削減効果を見込んでいる」という。
9839キログラムの二酸化炭素ってのがどのくらいなのかピンとこないのだけど、とにかく「スゴク効果アリ」ってことでしょ。
たかが緑のカーテン、されど緑のカーテンなんでありますね。
これは成功事例としてマスコミを通じて大々的に世間に知らしめていく意義は大きいと思う。
一方で、今日の猛暑のなか見かけた小さな緑のカーテン。
カーテンとうか「縄のれん」といった風情でスカスカだった。
というかこれが普通だよね。
しかし気の毒だったのは、この暑さでアサガオもクタクタにへたっていたこと。
「誰か水~っ」と悲鳴が聞こえそうだった。
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