香港をまだ引きずっているようで恐縮だけど。
まだまだ書きたいことはあるけど、そろそろオシマイにしようかな。
最後の話題をどうしようかと思って数ある中から選んだのがこれ。
香港は蒸し暑い。
日差しもかなりのもの。
未来的な商業施設には、それなりの植栽地が設けられている。
そういった植栽地にどうやって水をやっているのだろうか?
夏の香港は気温的には東京と遜色ないが、降雨量は東京の2倍くらいだという。
となると、わざわざ水をやらなくても天の恵みで大丈夫なんではなかろうか、と思ってしまう。
仮に人の手に頼らなくてはならない場合でも、自動潅水システムなど導入しているのではないだろうか、これだけ未来的な高層ビルが並んでるくらいなんだから。
ある朝、散歩がてらまだ新しい商業施設の日陰で休んでいると意外な光景を目にした。
ひとりの男性が台車に赤いバケツを乗せて現れた。
そして、その大きな赤いバケツの中に赤いジョウロをブクブクと沈めてジョウロに水を入れた。
水の入ったジョウロを持ったその男性は植え込み花壇のへりに登って水遣りを始めたのだった。
思ったよりもローテクというか、地味な水遣りだったのでちょっと驚いた。
まぁ水が無駄にならない、という点では優れているが結構大変な作業だよなぁ。
どのくらいの頻度で、どのくらいの量をやるのかなんてのも興味があるところ。
香港はかつて英国領にあったとはいうものの、街のなかではあまり英語は通じないという印象で、このおじさんに話しかける勇気はちょっとなかった。
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