アサ科 CANNABACEAE
昨日大麻について書いた。
頂戴したコメントを拝読していて、大麻とアヘンがごっちゃになってしまっているのではないかと思って、続編を書くことにした。
大麻は学名を
アサ科(CANNABACEAE) アサ属(Canabis indica)といい、、
アヘンは
ケシ科(PAPAVERACEAE) ケシ属(Papaver somniferum)という。
となるとこのふたつは全く異なるものであり、ケシから大麻は取れないことになる。
南米やアフガニスタンあたりにあるというケシ畑はアヘン、モルヒネ、コカインなどのハードドラッグのもとになっている。
一方大麻は字のごとく、麻からできる。
ということで、大麻とケシの関連はない といえるのだが、嗜まない人にとっては一緒に思えてしまうことだろう。
じゃあ花咲ジジイは嗜むのか?
当然ドラッグの類はやりませんし、タバコすら吸いません。
しかし、飲みます。
大のビール党で飲まない日は無いと断言できるほどである。
最近は懐具合も寂しいので発泡酒や第3のビールにも手を出すけど。
話が逸れたのではないかと思う人もいるだろう。
実は逸れていないのだ。
ビールの原料としてとても重要なのがホップであるが、学名を Humulus lupulus という。
そしてこれがなんと、アサ科なのである。
どうです、繋がったでしょ。
大麻は嗜まないが、ビールは好む。
しかしてこのふたつはともに アサ科 という点で共通しているのだ。
ビールの話は尽きることがないが、長くなるのでやめておく。
ただ今日の写真についてちょっとだけ。
大麻の写真も、ケシの写真も持っていないので、ストーリーの展開上ビールの写真を探していたら、こんなのが出てきた。
これは英国のパブでの写真だ。
ここで問題です。
一体このテーブルで何人の人が飲んでいるでしょうか?
1) 一人
2) 二人
3) 四人
4) 十人
答は・・・・
4人なんですね。
机の上にグラスがいくつあるでしょうか。
皆次の一杯のおかわりを先取りして、はちみつの壺に落ちたクマのプーさんのようなシアワセにひたりながら飲んでいたという、良き思い出であります。
2 件のコメント:
やばい。。朝なのにギネス飲みたくなってきた。。
ところで日本では大麻や覚せい剤などひっくるめて「麻薬」といいますが、やはりアサ科のものが多いからなんでしょうか(総称で)。
コカインやモルヒネなど他の科のものもありますが。。このあたりは学生時代に色々書物を読みました。植物がアルカロイドを持つ理由は自分の体そのものを外敵から守るためだと思うのですが、外敵=人間や動物をトリップさせてしまうほどの力は神秘的でもあります。肉体だけでなく精神までも狂わせてしまう恐ろしさ。神様はものを言わない植物にその力を与えた。。やっぱり植物は人間よりも偉大な気がします。
ごっちゃになっていましたね。ごめんなさいね。ホップの入ったビールも飲みたくなるとどうしょうもなくなるから麻薬の一種かもね(獏
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