予め断っておくけど、今日のブログは決して大麻問題を茶化したり、肯定したりするものではない ので念のため。
最近大麻に関するニュースをよく耳にするようになった。
芸能人やスポーツ選手、はたまた学生スポーツチームなどにもその裾野は広がってきている。
これは何故か? とツラツラと考えるに、所謂ソフトドラッグということで好奇心から手を出す人がいるのではないか、ということ。そしてこの大麻問題は昔からあったのだが、現在のネットの普及によって種の入手のしかた、大麻の育て方、精製のしかたなどの情報がいくらでも手に入るようになったからではないかと思う。
身近なところでは、鳥のエサや七味唐辛子なんかにも種は入っているというではないか。
まぁそれらは播いたところで芽はでないと思うけど。
こういった社会問題を目の当たりにするたびに、花咲ジジイ的に幾つか思うことがある。
まず、大麻草を識別できる植物の知識をもった人が世の中に思ったよりも多くいるのではないか、ということ。
例えば、林の奥で何か怪しい草が生えているといって通報する人がいるということは、その人はその怪しげな草が通報するに値する怪しい何かであるという識別ができるということだろう。
大麻草はその辺にはえている訳ではないのに、一体どこでその知識を得てくるのか、とても興味があるところだ。
そして、自宅の押入れの中で植木鉢ン鉢の大麻草が見つかったというニュースを聞くたびに もったいない と思ってしまうのだ。
それは何故かといえば、押入れという限られた空間の中で 温度、光、水をシッカリ管理してひとつの植物を種から立派に育てているわけで、その情熱と知識を野菜などを育てるパワーに転化できれば、とても良い野菜をつくれるのではないか、と思うからである。
そもそも彼らは植物好きのマニアでは決してないハズである。
大麻を吸いたいという願望が人間をここまでグリーンフィンガーに変身せしめるのだから、これは本当にスゴイと思うのだ。
この前のニュースでは、大麻取締法違反の事件で、容疑者は大麻草約60本を育てたいうものがあった。
この容疑者のスゴイというか偉いところは、デジカメで大麻草の栽培状況を撮影して「観察日誌」を作っていたのだという。
花咲ブログ真っ青の植物に対する情熱である。
繰り返すが、決して茶化しているのではない。
人々の興味をうまく引き出して植物に向けることができればなぁ、と日々思っている花咲ジジイとしては深く考えさせられる昨今の大麻事件なのである。
今日の写真は都内の普通の菜園で、大麻とは全く関係がないので悪しからず。
2 件のコメント:
そういえば、高校生が大麻栽培してて捕まったのとかありましたね。
吸いたいという気持ちとお金になるというのがあるんでしょうね。
でも植物と向き合って愛情こめて育てているうちに何かに気付かないのかなと不思議に思います。→愛情じゃないのか。。
母の実家が栃木の山奥なんですが、むかし庭でケシを栽培していたらお巡りさんに注意されたとか言ってました(笑)花が好きだっただけらしいですけど。
去年某所を車で通ったら大麻じゃないかと思うけしの花が花壇に植わっていましたよ。県道に面した所にどうどうとね。
多分そこの住人は昔から種を取って毎年植えているか、こぼれダネで咲いているんじゃないかと推測されます。花は大変きれいですからね。
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