モノ忘れ スイセン
花粉症の件も含め、最近ちょっと植物そのものから離れてしまったので久し振りに植物と向かい合ってみたい。
そこで近所を散歩していて見かけた カイヅカイブキが先祖がえり しているのを見つけたので 「おっ、今日はこれでいこう」 と思って帰宅してブログを開いた。
もしや・・・ と思って見てみたら 5月2日に既にカイヅカイブキの先祖がえりについて書いてあった。
折角の思いつきもボツとなった。
で、何を書こうかと思ったらスイセンがあったのではないかと思い至る。
しかし・・・ これも昨年の2月23日と29日に取り上げ済みだった。
結構書いてんだなぁ、などとヘンなところで感心する。
でも、折角なので別の切り口でスイセンを書いてみよう。
現在英国では 6ヶ国対抗ラグビーが始まって盛り上がっている。
ラグビーファンである花咲ジジイは英国滞在中は毎年これを楽しみにしていて、テレビの前で缶ビールを何本も開けながら手に汗握って興奮したものである。
現在はイタリアが入って6カ国対抗になったが、そのまえは英国+フランスの5カ国対抗だった。
英国+仏=5カ国 ということは英国が4カ国からなっていることを表わしている。
御存知の方も多いと思うが、日本にいると「イギリスでしょ」と一括りにしてしまってそれが4つの国からなっていることに気付かない場合が多い。
その4つの国とは イングランド スコットランド アイルランド ウエールズ である。
それぞれの国のユニフォームを見ると イングランド=バラ スコットランド=アザミ アイルランド=シャムロック(クローバー) がデザインされているのが分かる。
ウエールズはユニフォームには直接デザインされていないが、スイセンが国の花なのである。
やっとスイセンにたどりつきましたね。
そんな訳で、あまり日本に入ってこない6カ国対抗ラグビーのかすかな情報に耳をそばだてながら、スイセンを思い出してみたというわけである。
これではまだ植物に十分フォーカスしているとは言いがたいので、もうちょっと。
花の外側にある6枚の花びら。
このうち一番外側の3枚がガクで内側の3枚が花びら である。
でも、この区別がとても難しいので全てまとめて花被片といっている・・・・ なんてことを書こうとしたらば、ナントこれもすでに昨年2月3日にチューリップを分解して解説したときに書いてあった。
ウーム、ならばこの6枚の花被片の更に内側にある、ラッパ状の部分はなんだ?
これは 副花冠 といって花びらの一種である。
コレも花びら、アレも花びら、でもソレは花びらに見えるけどガクなの・・・。
花1個みてもそのつくりはフクザツ で、かつとても多様である。
3 件のコメント:
水仙は和風な花というイメージでしたが、キュー・ガーデンに連れて行ってもらったときに花壇いっぱいに水仙が咲くという話を聞いて驚きました。
でも、私にとっては、やっぱり日本の厳しい(いまは暖かいけどね)冬がもうすぐ終わって春が来るという予感を運んでくれる花。ま、学術的でなくてもいい場合は、そんな風な感覚でもよいですよね。
新潟の妙高山のふもとでは5月の雪解けの頃に咲いています。
僕にとってスイセンは、田舎の安っぽいレストランや食堂のおトイレに飾ってある「造花」というイメージでした。
野生のスイセンは花振りが小さくて、可愛いものがあります。
スイセンのイメージを払拭するものが幾つかあります。
キューガーデンのスイセンは丁度今頃が見頃でしょうか。
昨年2月29日の写真がまさにソレです。
うちの水仙はやっと芽が出始めた所。お隣の家のは早生なんで咲いています。
ひたちなか海浜公園で水仙祭やっていると思います。そこら辺中まっ黄色で圧巻ですよ。
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