キャベツ Brassica oleacea var.capitata
昨日、ハボタンのことを書いたばかりで、今日の夜偶然にもトンカツを食べに行った。
「オマエ、狙ってんナ!?」 なんて言われそうだけど本当に偶然。
そのトンカツ屋さんの壁に張り紙があった。
ゴハン、キャベツの御かわり自由です。従業員にお申し出ください。
なんというか、太っ腹である。
キャベツの季節で豊作の年はいいけど、季節はずれだったり、凶作の年はヘタすると豚肉よりもキャベツが高いなんてことになって、トンカツ屋さんは泣きをみる。
いくらなんでもキャベツは豚肉より高くはならないか。
おかわり自由と言われると、おかわりせずにはいられない貧乏性な性格なので、ゴハンもキャベツもおかわりした。
このお店ではキャベツはご覧のような小さなドンブリのような容器に入ってでてくる。
僕はトンカツにソースをたっぶりかけて食べるが、キャベツにソースを掛けるのはあまり好きではない。
ドレッシングが置いてあるような店であればそれを掛けるが、なければキャベツをそのままムシャムシャと頬張る。
そうやってキャベツに何もつけずに良く噛んで食べて改めて気付くのは、キャベツは甘い ということだ。
キャベツはどうしても料理の脇役のようで、あまり表に出てきて自己主張することがないので気付きにくいが、美味しいキャベツは瑞々しくてほのかに甘いものだ、と知る。
昨日紹介したハボタンがいかなる味か試したことがないが、ウマイという評判も聞かないので期待しないほうが良いだろう。
学名を比較していただければ分かるが、ハボタンとキャベツの違いは var. capitata というのが最後についているかどうかだ。
var は変種名というか、園芸品種という意味がある。
すなわちキャベツは食用に品種改良されてこうなった、と名前がそれを示している。
そんなことを考えながら、おかわりしたキャベツをパチリと一枚撮ってムシャムシャと頬張った。
1 件のコメント:
茹でるともっと甘みが増すので、生食より火を通します。体を冷やさないためにもね。冬キャベツと春キャベツでも食感が全く異なります。
キャベツについて以前調べていたら、葉の巻き具合は植物のホルモンによるものだと書かれていたのですが、それと気候についての関連性がいまいち釈然としなかったんです。。
って意味わからないですよね。。
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