樹と根の一般的な関係
イチョウやケヤキが傾いて、あるいはソックリ返っている、という話を昨日書いたところ、ひるがおさんからスルドイ一言を頂戴した。
樹が一方向に傾くと、根はそれを支えようとして逆方向に伸びる・・・。
僕もそれは聞いたことがあるし、理屈的にはありうる話だと思われる。
Bは真っ直ぐ上方向に樹が育ったノーマルな場合。
根は左右、前後それぞれほぼ均等に広がっている。
AやCの場合。
樹が一方向に傾いているが、根はその方向とは別の方向に伸びている。
イメージ的にはそんなカンジだと思う。
更に付け加えると、樹の根は樹の枝が張り出した大きさとほぼ同じ広がりをみせる、とも言われている。
図示すると、Bの樹のアの幅とア´の幅がほぼ等しいということになる。
これはあくまで一般的目安というお話で、根を浅く張る樹、根を深く張る樹、など樹それぞれに特徴があるので注意が必要だ。
ともあれ根の役割は重要なんだけど、その姿は我々の目に留まることはない。
そんな縁の下の力持ちにたまには目を向けてみようという本日のお話でございました。
2 件のコメント:
一昨年、NHK「みんなのうた」で流れていた、「根っこくん」という歌が好きでした。
歌は山本譲二。もう放送していませんが、爺さまには是非聴いてほしい一曲。
http://www.nhk.or.jp/minna/backnumber/bk06_12_01.html
よそさまブログですが、歌詞を発見。
http://96862016.at.webry.info/200702/article_11.html
知りませんでした、根っこ君。
面白い歌詞ですね。これで子供たちが根っこに関心を持つようになると素晴らしいですね。
子供のときに耳にした何気ない一言や何気ない歌詞が大人になっても忘れられない「刷り込み」はあるので、植物に関心を持つきっかけになるかもしれません。
モモクリ3年、カキ8年~なんてのも意味はその時に分からなくても、数年経って口ずさんで「あっ、そういう意味か!!」とハッとする瞬間がありそうです。
今度歌も実際に聞いてみようと思います。
有難うございました。
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