落葉樹
昨日、イチョウの夏に葉が繁っている写真と冬に落葉して丸坊主になった写真を比較してみた。
落葉樹が葉っぱを落としてその全貌を包み隠さずに露出する今の時期は、その樹形を知る良い機会だと思う。
ほぉ、こんなカタチをしていたのかぁ、と。
因みに上の写真がケヤキ、下の写真がイチョウだ。
昨日のイチョウと随分違うね。
これを見て何か気付くだろうか?
毎日クイズみたいで申し訳ないが、是非注意深く見て欲しい。
そう、全ての樹が壁の内側方向に傾いている。
これが何故かと考えると、樹が内側に傾いているというよりも、外側の枝が切られて内側の枝のボリュームが上回ってバランスを崩している といえるのではないだろうか。
道路側には電柱があって、電線が走っている。
これに樹の枝が触れると危険なので、樹形が云々という考えは全く無視してバッサリと切ったのだろう。
このあたりに都会に生きる樹の悲哀が表れている。
彼らに罪はない。
樹を植える我々が10年、20年先を見越して樹を慎重に選ばなくてはいけない。
2 件のコメント:
夕陽を浴びたケヤキ、枝ぶりも繊細で美しいですね。。
って、本題と違った見方ですいません。
イチョウはかなり傾いてますね。。倒れるようなことはないのでしょうけど、窮屈そうでかわいそう。。その下で踏ん張っている根っこくんを想像すると、つらそうです。。
あ、もしかして根っこくんは地上の状態と逆方向に根をたくさん伸ばしてバランスをとっているのでしょうか??
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