トマト苗を見ると接ぎ木されたものが多いことに気付く。
お恥ずかしながら、なんでトマトに接ぎ木なのか考えれば考えるほど分からないでいた。
接ぎ木といえばソメイヨシノに代表されるように樹木(木本)になされることが多い。
理由は不稔性であるためタネができないので、次世代を育てようと思えば接ぎ木や挿し木などの栄養繁殖の手法に頼るしかない。
あるいは実生から育てるよりも時間の短縮に繋がるとか。
ところがトマトは草本であり、基本的に一年内にその生命をまっとうする。
台木も穂木も草本なのであるからして、なんで一年で結果がでる(結実する=トマトが収穫できる)のにわざわざ接ぎ木をするのか分からなかった。
そこで今回トマトの苗を育ているプロに聞いてみた。
すると回答は以下の通りだった。
台木は病気に強いもの、そして穂木は収量や味などトマトとしての性能に優れるもの。
それらを融合することで病気に強い、優れたトマトができるのだという。
聞けばなーるほど、なんだけど、草本に草本を接ぐというのがどうしても理解できなかったのだ。
勉強になりました。
1 件のコメント:
茄子なんかもそうですよね。連作障害に強いらしいです。
台木から出た枝葉は取り払わないといけないみたいです。
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