緑色のなんの変哲のない葉っぱ。
これはいったい何の木だろうか。
これだけでパッと言い当てることができればかなりの樹木通だと思う。
葉っぱの時期は分からないかもしれないが、葉に先駆けて花が咲く。
黄色い花を見れば、それがサンシュユであると分かる人は多いと思う。
ところが花が散って、葉になったときにそれが何なのか案外難しい植物が多い。
花に特徴がある、葉に特徴がある、実に特徴がある・・・などなど、その植物をもっとも典型的に表す姿をもって人々はそれが何であるかという印象を持っているケースが多い。
なのでその姿を変えてしまうと、見慣れた植物であっても分からない、ということになりかねないのだ。
そういう意味で、普段から散歩をするときなど季節ごとにどんな姿をしているかを見ておくと勉強になる。
葉の形、葉のつき方、葉脈の様子、葉の縁(全縁、鋸歯など)、幹肌など、一番のメインフィーチャー以外のものがどうなっているか。
アンテナを高く持とう。
枝はまっすぐ、葉は対生 |
葉脈が特徴的 縁も全縁かな |
まだらの幹肌も特徴的 |
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