秋に実をつけるものの中で赤いものが多いという話は何度か書いた。
それは目立つことで鳥たちに食べてもらって、その代わりにタネを遠くまで運んでもらうという戦略なのだ。
実の果肉部分を食べてもらって、肝心のタネを運んでもらう・・・
まさに「肉を切らせて骨を断つ」的な発想である。
ひとことで赤い実といってもその赤の色味は様々である。
朱色もあれば紅色もあるし、くすんだものもあれば艶っぽいものもある。
そんななかこのガマズミ Viburnum dilataum は真っ赤でしかもピカピカしているのでとてもよく目立つ。
美味しいはずはないけども、見た目的にはとても美味しそうに見える、
数粒ヨーグルトと一緒に食べたら結構イケルのではないかという気にすらなる。
実りの秋。
是非身近な実りを見つけていただきたい。
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