チェーンソー独特の音がした。
もう血が騒いでしまって、音源がどこなのか辺りをウロウロする。
すると間もなくその現場を突き止めた。
高所作業車、通称ゴンドラに乗って樹木の剪定を行っていた。
しかし問題はその木。
ソメイヨシノでありました。
サクラ切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿
使い古された言葉であるが、ある意味箴言であります。
サクラは切った痕から腐朽菌が入りやすいのだ。
出来るだけ不要な剪定は避けたいところだし、剪定をしなくてはならない場合でもできれば手首の太さ以下に抑えたい。
ところがこの場合は成人男子のウエスト以上ありそうな太さをバンバン切っているのである。
あーあ。
こりゃ数年後に不調をきたして枯れていくと思うよ。
切り口にはなぐさめ程度に殺菌抗菌剤を塗布するのが一般的だけど、それすらしていない。
木を殺しているに等しいと思うのだけとどうだろう?
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