昨日書いた神楽坂の話の続き。
その la kagura にあったキリをよくよく見ていたらば、ある異変に気付いた。
幹の根元近くでその異変は起きていた。
写真を見て分かるだろうか?
そう、木の幹に鉄パイプが飲み込まれていたのだ。
しかも一本ではない。
別方向からくる鉄パイプが2本、それぞれゴックンと飲み込まれている。
こういう現象はプラタナスでは結構頻繁に見かけるけど、キリでは初めて見た。
こういう飲み込み現象は概して樹皮が薄い木で起きやすいというが、キリも樹皮が薄いのだろうか?
ここまでいくと、鉄パイプはそのまま取り除かない方が良いだろう。
もはや鉄パイプの周りに木の細胞が取り囲んで一体化しているので、無理に取り除くとそこは「裸状態」になって腐朽菌などが入り込むだろう。
というか、ここまでガッチリ飲み込まれていたらば、鉄パイプの除去は無理だと思うけど。
しかし、木の生命力、逞しさ、そして環境適応性には感心させられるよね。
ショッピング目的というより、このキリ目的で la kagura に行ってみてはどうでしょう?
一見の価値はあると思うよ。
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