2012年11月4日日曜日

イチョウの葉っぱ


秋深まる。

ラジオの交通情報を聴いていたらば、日光は大渋滞なんだとか。

そりゃそうだよね。

一年の中で「今」しかないんだから。

都内の紅葉はまだまだかなぁ。

でもチラリチラリと色づきはじめてはいる。

黄金色の黄葉が息をのむほど美しいイチョウ。

よくお参りに行く神社の手水舎にはしっとりと濡れた、ライムグリーンのイチョウの葉が落ちていて風情があった。

いいね、こういうの。

その後、道路脇のイチョウの街路樹にはとんでもなく大きな葉がなっていることに気づいて驚いた。

どれくらい大きいか普通のイチョウの葉と、さらに僕の手と比べていただきたい。


僕も割と手が大きいほうだけど、このイチョウの葉には簡単に凌駕されてしまっている。

怖いくらいにデカい。

こんなに大きな葉が落ちてくると、はらはら・・・といった風情ではなく、バサバサ、もしくはボトボトといった感じではなかろうか。

何事もほどほどが良い。

さて、イチョウの葉は紅葉ではなく黄葉するが、これの仕組みをご存知か?

これも毎年この季節に書いている気がするが、時節柄ご容赦を。

もともとイチョウの葉は、黄色と緑色の両方の色素が存在している。

ところが緑色のほうが主張が強いため、春から初秋にかけて緑色に見えるのだ。

緑色は光合成をするために必要なのだが、秋が深まって休眠期に向かうと光合成をする力が弱まり、緑の色素が壊れていく。

すると、もともとあった黄色の色素が姿を現す、ということなのだ。

ということで、そろそろ落葉拾い、さらには最近はちょっと難しいが落葉焚きの季節になってきました。


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