2012年11月18日日曜日

第2日 飛騨高山にて


夜明け前に家を出て、2名の英国人をホテルに迎えに行き、羽田に向かった。

いきなり「飛ぶ」」のだ。

行先は石川県小松空港。

前日の雨が嘘のように晴れあがり、羽田からは富士山がクッキリと臨めた。

何か良いことがありそう。

しかし小松空港に到着すると生憎の雨模様。

レンタカーを借りて飛騨高山をめざす。

樹木にも関心があるが、「民家」にも関心があるのだ。
何故といって、実はキューガーデンには日本から寄贈された民家があるから。

キューガーデンのそのボスは民家の責任も負っているので、日本の本物の民家を実際に見てみたいということだった。

なので途中で白川郷に立ち寄った。

白川郷は今や世界遺産に登録されているということは知っていたが、実際に訪れるのは初めてのこと。

確かにスゴイ。


スゴイのだけど、観光客がひっきりなしにやってくるので、人が多すぎてやや興ざめしないでもない。

この辺りには数日前7センチほどの積雪があったとのことで、ところどころに残雪も見受けられる。

気温だって10度あるか、ないかといった具合で寒い。
さらに小雨がずっと降っている。

ちょっとしっとりとした白川郷を3人でそぞろ歩いた。

さすがに樹木のエキスパートだけあって、草花には目もくれず、高木に目を輝かせてしきりに専門的な話を続けていた。
懐かしいなぁ、この「おいてけぼり」的な感覚。


結局かなりの時間を白川郷で過ごしてしまい、気が付けば周囲はどっぷりと暗くなっていた。

そうなんだよね、冬至にむかって日がどんどん短くなっているのに加えて、天気が悪いのですぐに暗くなってしまうのだ。

ますます日中の効率をいかにあげるかが問題だ。

今日も朝空港でサンドイッチとコーヒーを食べて、あとは3時半にカレーライスをかきこんだだけだった。



宿は高山にとってあった。

温泉がついていて、久しぶりに足を伸ばして湯船に浸かった気がする。

彼らは湯船で潜ったりして、子供みたいに楽しんでいた。

という訳で、昨日に続いて今日もあまり天気に恵まれず100%とは言い難いが、それなりに収穫のある一日でありました。

明日の予報は良いので、また早朝に行動を開始する予定であります。

さて、明日はどこへ行くのでしょうか。
お楽しみに。



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