2011年3月7日月曜日

タネ拾いの愉しみ
       
昨日の晴天がウソのように、今日の雪交じりの天気はどうしちゃったの、という感じである。   
昨日はぽかぽかとして春を実感できる平和な1日でありました。

花咲ジジイはタネを拾いに出掛けた。
何のタネかというと、カエデのタネだ。

今週、とある団体から講演の依頼をいただいていて、その中で童心にかえってカエデのタネを飛ばしてみようということを考えている。

かなりの人数が集まるときいているので、花咲ジジイがひとりで小さなカエデのタネを飛ばしたところで皆には見えないのではないか、と。
であるならお土産としてカエデのタネを進呈して皆で飛ばしっこしようと思ったわけだ。

カエデだけじゃ面白くないな、他に何かないかな。
そうそうユリノキも良いぞ。

と頭の中でナイスな企画をたてたのは良いが、肝心のタネを拾いにいかねばならない。
10個くらいならなんとでもなる気がするが、100を超えるとなるとかなりの気合が必要だ。

さらに気合だけではタネは集まらない。
落ちている場所を的確に探しあてないと無駄骨ってことになりかねない。
    
伊達に都内くまなく自転車で出没しているわけではない。
  
カエデだったら・・・・ユリノキだったら・・・・ と見当をつけて出掛けたという訳だ。
    
    
ユリノキは先週のうちになんとか確保できた。
そして昨日がカエデの日だったという訳。
   
カエデは訪問一箇所目にして金鉱を掘り当てた。
一面にカエデの実が落ちていた。
    
ウハウハして這いつくばって夢中で拾いまくった。
    
通り行く人、何人かに 「何があるんですか?」と聞かれた。
タッパーいっぱいに集まったカエデのタネを見ても何をしているのか理解できなかったようだ。
     
雑草むしりもそうだけど、こういう単純作業は我を忘れて没頭してしまう。
大袈裟ではなくて、本当に楽しい。
   
     
拾っている中にはタネから根を出しているものを見つけたりして
ナルホド、カエデはこうやって発芽していくわけだな
なんて発見もあってついつい興奮を覚えてしまう。
   
思ったよりも沢山拾えたので一人2粒くらいは進呈できそうだ。
      
家に帰って、食卓の上に新聞紙を広げてその上で乾燥させて小さなビニール袋に入れれば完成。
   
        
いろいろとやることがあって忙しい日曜日で、のんびりタネ拾いをやっている場合ではない気もしたが、悔いはない。
  
これをお土産としてもらってくれる参加者は喜んでくれるかなぁ。
まぁ自分がこれだけ楽しめたんだからそれで良しとしよう。
   
  

1 件のコメント:

ぴーさん さんのコメント...

売っている物と拾ったり自分で育てた物とでは、発芽率が随分と違いますよね..
選別に問題があるのか、交配に問題があるのか??
配った子供たちの家でも芽が出るといいですね