明治神宮を歩いていて 働くおじさん を沢山目撃した。
境内の維持管理に携わっている方々であるが、他の公園管理と異なってどことなく独特な感じがした。
①参道をサー、サー、サーと姿勢も正しく掃くおじさん
何を掃いているのか暫く観察していてもよく分からなかった。
落ち葉が落ちている感じでもなかったので、砂利が均一に広がるように掃いていたのだろうか。
②境内の大きなクスノキの下をサッサッサッと掃くおじさん
クスノキは常緑樹なので落ち葉はあまり目立たないはずなのだけど、それでも砂利の上の数枚の落ち葉を掃いていた。
③参道をゴリッ、ゴリッ、ゴリッと木製のレーキでならすおじさん
これは地表を滑らかにしようとしているのだな、となんとなく分かった。
④参道をブーン、ブーン、ブーンと背負い式のブロワーで吹き飛ばすおじさん
もうこのおじさんが通った後は落ち葉ひとつないピッカピッカの参道の出来上がりである。
皆、グレーの地味な作業服を着て黙々と仕事に精を出ししていた。
面白いなぁと思ったのは独特の道具たち。
柄の長いほうき。恐らくこれは手作り。
これは立った姿勢で、一掃きで多くの面積をカバーできるようになっている。
これは立った姿勢で、一掃きで多くの面積をカバーできるようになっている。
しかも砂利の上の落ち葉などをはきやすくするため、ほうきの先はしなやかでやや粗い目になっている。
これを寝かせて使えば砂利の上の落ち葉を掃くことができて、②のおじさんのように短く持ってほうきを立てて使うと大きめの重たい砂利の上の落ち葉を掃くことができる。
落葉を入れるのは背負い式の竹製のカゴだし、ちりとりも木製の手作りのもののようであった。
こういうおじさんたちが一生懸命やってくれているおかげで、都会の豊かな森は守れているわけであるなぁ。
まだ行ったことのない方、明治神宮へは一度足を運ぶことを強くおススメしますぞ。
1 件のコメント:
きれいな参道を歩いたときは、こちらのブログのことを、そして
このおじさんのことを思い出すでしょう。
コメントを投稿