正直に告白しよう。
花咲ジジイは40ン年生きてきて、しかも主に東京都に暮らしてきて、これまでにたったの一度も明治神宮に行ったことがなかった。
近所の原宿、代々木公園、渋谷公園通り、表参道なんかにはしょっちゅう繰り出すくせに、明治神宮の鳥居をくぐったことはだだの一度もなかったのだ。
でも、明治神宮は 神宮の森とも 神宮の杜ともいうように、とにかく緑が豊かである。
都会にいながらにして森林浴が楽しめる場所として有名でもある。
ああ、それなのに。
一度も行ったことがなかったので、このたび意を決してその森を探訪することにした。
因みに 森 と 杜 の違いは何かと思って辞書を見たら
森は 「樹木が茂り立つところ」 であり、
杜は 「特に神社のある地の木立。神の降下してくるところ。」 とある。
杜の方が神々しいわけだ。
そんな杜に某ハンバーガー屋のコーヒーカップをもって、原宿駅側から潜入したところ、いきなり花咲ジジイを狙いすましたかのように大音量のアナウンスがスピーカーから流れた。
「境内では飲食はご遠慮ください・・・」
スマン、スマン、すぐにUターンしてゴミ箱にカップを捨てて、気を取り直して再び鳥居をくぐる。
広大な敷地に、豊かな緑が出迎えてくれた。
花咲ジジイの初・神宮の杜探訪が始まった。
あまり期待しすぎず、気軽に明治神宮探訪記を見守っていただければ幸いである。
2 件のコメント:
6月中旬の花菖蒲の時期は、かなりオススメです。別世界のような空気感があり、個人的な見解ですがこの場所を訪れると自分が日本人であることを再認識させられるような素晴らしい風情があります。
先日私も明治神宮ではないですが5?年生きてきて始めて皇居東御苑に行って来ました。いろいろな花木が目を楽しませてくれました。今度は明治神宮だ!
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