友、遠方より来たる
昨晩は友人と浅草へ行ってしゃぶしゃぶを食した。
実はこの友人は英国人で、キューガーデンというロンドン郊外にあるデッカイ植物園において盆栽コレクションの責任者をやっている男である。
詳しくは省くが、彼は植物園を通じて金の工面が出来たので盆栽の母国、日本を是非見たいといって遠路遥々やってきたというわけである。
滞在期間中は盆栽の生産農家を訪れたり、盆栽展を見に行ったりするのだそうだ。
因みに昨日は上野で開催中の 日本盆栽協会 国風盆栽展 を見に行っていたそうで、スゴイ!スバラシイ!!と大コーフンしていた。
それにしてもそんなイベントを良く調べてきたなぁと感心してしまう。
一応、海外からのお客様が来ると定番として案内する浅草に夕食前にちょっとだけ繰り出した。
仲見世通りを往復して改修中の浅草寺をチラッと見ただけだけど。
その後、日本料理の代表格しゃぶしゃぶをつつきながら旧交をあたためた。
ちょっとの間に植物園の様子も激変しているようだった。
あんまりこの辺に突っ込むと花咲ブログではなくなってしまうのでやめておこう。
イギリス人の盆栽エキスパートが来たぞ、と。
彼からのお土産は英国庶民の紅茶(花咲ジジイはこれが大好きなのだ)と、英国の日曜日の新聞。
英国では土曜日、日曜日の新聞はとても充実していて一週間飽きずに読むことができるくらいボリュームがある。
銘柄は Daily Telegraph。(日曜は名前を変えて Sunday Telegraph)
毎週末、これをニューススタンド(News Agent)で買って、カフェに行ってボリュームたっぷりのイングリッシュブレックファーストを食べながら、紅茶をすすりながら新聞に目を通していた平和な日を思い出して、なんとなく溜息が出た。
なんかもったいなくて、なかなかページをめくれないんだよね・・・。
3 件のコメント:
せっかくだから盆栽のお話もいっぱい読みたいと思ってしまうのは、私だけでしょうか(笑)
植物ならなんでも勉強になりまーす。
イギリスでも盆栽の歴史は長いのですか?
こういうのは東洋の文化なのかな…。
ゆっちさん 彬さん
コメント有難うございます。
盆栽は欧米ではかなり人気があります。
本屋さんに行っても「BONSAI」というタイトルの本が沢山あります。
ないものねだり、というか、いわゆるオリエンタルなものに憧れるエイキゾティズムのようなものはあると思います。
僕は盆栽には興味はあれども、深く学んだことはないのでアレコレと語れる立場ではないのですが、それでも大きな樹が植木鉢という小さなスペースでしっかり生きているというのには感動しますね。
小さいのにちゃんと紅葉するし、実もつけるし、サイズ以外は普通の木であるというところがスゴイと思います。
最近は新しいスタイルの盆栽も若い人の間ではやっているとか。
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