冬のドクダミ
底冷えのする一日でございました。
明日は雪が降るとか降らないとか。
さて、近所を歩いていて茶色にしおれて枯れた植物を見かけた。
これは昨年11月29日に 身近な紅葉 として書いたドクダミではないか。
あのときは、葉っぱが緑、黄色、茶色、赤といろんな色が混ざり合ってそれなりにステキだった。
それが2ヶ月半経ってそのドクダミの姿はこんな風になっていた。
すっかり枯れているようであるが、そこから僅かな生命のエネルギーが放たれているのを花咲ジジイは見逃さなかった。
花の部分を見たまえ。
この花の部分をもぎって手のひらの上で振ってみる。
すると、小さなドクダミの種がこぼれ落ちてきた。
これが地面に落ちて春になると芽をだすのではなかろうか?
それと外側からは分からないけど、この地面の下、すなわち根っこの部分はみずみずしく生きていて春になるとそこから新たな芽を出すのだ。
彼らドクダミは冬の間は地上部分は枯らしてはいるが、地中では栄養分を蓄えた根っこが春に備えているというわけだ。
ドクダミの根はどうなっているか、花咲ブログではまだ写真でご紹介したことはないが、白くて細長い根っこである。
そうめんの2~3倍くらいの太さといえば良いだろうか。
それらを引っこ抜こうとして引っ張っても、プチっと途中で切れてしまう。
その小さな根っこのかけらから再び芽を出して再生していくというのがこのドクダミの生命力のスゴイところなのである。
明日、雪が降ろうが降るまいが、そんなことは関係なく彼らは虎視眈々と春が来るのを待っているのだ。
1 件のコメント:
こいつには泣かされてますwww
ほんとに、生命力が強い。
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