クリスマスローズが熱い!
最近エラく人気が出てきたのがこのクリスマスローズ Helleborus ではなかろうか。
バラ愛好家、ラン愛好家、クレマチス愛好家・・・・ とかなりコアでディープな人気を誇る植物が幾つかあるが、このクリスマスローズもそのうちのひとつに違いない。
その理由を考えるに、その多様な色、形、サイズにあるのではないかと思われる。
当たり前といえば当たり前なんだけど、同じものはふたつとしてない。
個性があるので、品種どうしを交配させて自分のオリジナル品種を作ったりする愛好家も多いのだろう。
名前はクリスマスローズとは言うが、ちっともクリスマスではない。
花の時期は長くマチマチなので5~6月でも平気で咲いているし、7月ころにも見かけたことがある。
名前はクリスマスローズとは言うが、ちっともローズではない。
ローズはバラ科であり、このクリスマスローズはキンポウゲ科の植物である。
花の真ん中におしべが沢山あるでしょ。
おしべが「幾つ」と決まってなくて、沢山あるのがキンポウゲ科の特徴なのである。
さらにこのキレイな花びら。
実はこの花びらは花びらではなくて ガク なのである。
ガクッとガッカリこないでね。
花びらは退化してガクがあたかも花びらのように見えるのも大きな特徴である。
クリスマスでもないのにクリスマスローズ。
クリスマスローズって言ったほうが一般ウケするのだろう。たぶん。
そんなクリスマスローズをメインイベンターにすえた 第8回クリスマスローズの世界展 が今日から日曜日までの3日間、池袋のサンシャインシティにて開催中である。
ここに行くと、とりあえずクリスマスローズというのが多様であり、コアなファンがいるということを肌で感じることが出来るはずである。
週末どこか行くところがないかなぁと思いをめぐらせている人は是非出かけてみてはいかがだろう?
クリスマスローズを満喫したら、ナンジャタウンで餃子を食べるのもオツだと思うよ。
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