たかが栗、されど栗・・・
本題に入る前に、昨日の話をもうちょっと。
今朝新聞に一面を見て、ビックリした。
何をか、と言えば スマトラ沖で地震があった というニュースだ。
奇しくも昨日リチャード・アッテンボローの庭の話をした直後だったので偶然とはいえ恐ろしい気がした。
もうちょっと説明が必要だろう。
実は2004年の暮れは僕は特に行くところもなく、クリスマスで静まり返ったロンドンに一人残って植物園で水やりをしていた。
そして、休暇で不在になったアッテンボロー氏の家にも行って、家中の観葉植物に水をやっていた。
そこに飛び込んできたニュース。
2004年12月26日にスマトラ沖地震が起きて、タイのプーケットで休暇中のアッテンボロー氏の娘家族が被害にあったのだ。
孫娘は亡くなり、娘さんはいまだに行方不明だという。
クリスマス休暇を終えて戻ってきた彼と奥さんに家のカギを返すために会ったのだが、なんと声を掛ければ良いのか全く分からなかった。
・・・ そんなことを思い出させる地震のニュース。
昨日は帰宅も遅くニュース番組も全く見ていなかったので、今朝ビックリしたというわけだ。
偶然とはいえ、こういうこともあるのだなぁ、と。
さて、早くも10月。
今年も残り3ヵ月となりました。
なんかマズイって気になるのは僕だけだろうか。
これから秋本番を迎え、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋と忙しくなる。
今日、とある花屋さんの店頭にカゴに入った栗が売っていた。
八百屋ではなく花屋で売っているあたり、食用ではなくディスプレー用なのだろう。
驚くべきはそのお値段。
ナント 1個 210円 ですよ。
たかだか栗がですよ。
これもビックリだ。
こんなのが210円もするのであれば、庭仕事にいったときにガンガン拾ってきちゃうのに。
4 件のコメント:
く、栗1個が210円ですか・・それは高いですねぇ。
私がいる岐阜県は栗の産地ということもあって、あっちこっちに栗の木があります。
この間歩いていたら背後で「どさっ」という音がしたので振り返ったら栗が降ってきていました。
しかも植栽しておいたコリウスに直撃! 結構な重量がある上に鋭いイガもある栗に直撃されて、コリウスの悲鳴が聞こえてきそうでした。
驚きの値段ですね。野菜や畜産物のように特別に契約している農場(林?)で作った無農薬?有機栽培?・・・ありえませんよねえ、栗に限って。ありえるんですか?(そうでなければ、このお値段はちょっと信じがたいのですが)
都会というのは、本当に・・・季節の味覚だけでなく風景や風物までも、お金で買わなくては味わえない場所。その意味では残念ながら豊かさは感じられませんね。
そうなんですよね。
栗が一個210円とは、僕も「ビッ栗」しました・・・。
これからクリスマスのシーズンを控えて、松ぼっくりなんかも花屋では「売られる」のではないかと思われます。
都会でも、新宿御苑、代々木公園など、とにかく散歩すれば、何かありそうですけどね。
何が売れるか、本当に不思議な世の中です。
食べられないのに高いですね。
花より団子。
安全で美味しいものにはお金をかけてもいいけど、こういうのは都会の人も買わないでしょう。
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