街路樹剪定
土曜日の神保町。
古本屋が軒を連ねる風情ある街並み。
土曜日だというのに街路樹の剪定を熱心にやっていた業者がいた。
同業というのかなんというのか、こういう作業を見るとついつい立ちどまって見入ってしまう。
しかしオフィス街ならまだしも、土曜日の人の多い神保町なんかで、どうして街路樹剪定をしなければならないのか。
よほどスケジュール的にキツイのかなぁ。
その作業を10分くらい見ていた。
ヘルメットをかぶって、安全帯も腰に付けているが、安全帯は実際には使っていない。
それでいて割と枝の先端に乗り出すので 「大丈夫か?」 と心配になった。
それと気になったのは、なんで木の下の枝から切っていくのだろう、ということだ。
普通に考えれば、枝は上から切っていった方が、手間も省けるし綺麗に仕上がると思うのだけど。
折角切ってスッキリした枝に上からまた切った枝が落ちたら、それを取り払う手間が面倒ではないだろうか。
やり方や段取りはそれぞれなので気にしても仕方がないけど。
仕上がったトウカエデはすっかりスカスカの坊主になってしまった。
これから紅葉して、トウカエデのトウカエデたる見せ場なのになんかもったいなくないか。
言い方によっては落ち葉が落ちないので掃除の手間が省けるとも言えなくはない。
まぁこれが世の中の街路樹管理というものなのだろう。
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