ヌスビトハギ Desmodium podocarpum
そんな訳でアッという間の3連休。
連休期間中、青梅界隈にいた花咲ジジイは都会ではあまりない植物に出会った。
とはいってもそんなに珍しいものではないのだが、ともあれ山間で見ることができるヌスビトハギというやつだ。
なんでヌスビトハギ(盗人萩)なのかというと、その果実が泥棒の足跡に似ているから らしいのだが、ちょっとそうには見えにくい。
面白いのは、その果実の外側は小さな鉤状になっていて、被服にピタッとくっつく。
はがすのもかなり厄介なくらいにシッカリとひっつく。
ヌスビトハギってくらいだから、ハギの仲間なんだろうが、生憎花は終わってしまっていて見ることは出来なかった。
しかし、ハギと同じくマメ科の植物としての片鱗をうかがうことができる。
それは・・・ この実である。
この実のスタイルを サヤ(pod) というのだが、それはソラマメやエダマメと同じスタイルだ。
試しに外の皮をむいてみたところ、エダマメの赤ちゃんのようなマメが出てきた。
学名のpodocarpum は サヤを意味する pod から来ているであろうことは想像に難くない。
都会ではあまり見かけない山の植物にも普遍性を感じてしまう。
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